かなり日が経ってしまいましたが、
先日、念願叶って、堺の南宗寺にいくことができました。
沢山みどころ、気になる話が盛りだくさんにありすぎて、
一言ではなかなか言い表せないのですが・・・
とにかく、すごくよかったです!!
つくりすぎていない自然な雰囲気で
思い立ったときにまた、ふらっと行きたくなりそうです。
そしてなんといっても南宗寺さんの魅力は、
秘密が盛りだくさん...!?(自分が知らなかっただけか 笑)
まず入り口に向かいまして、
門のうえに掲げられている木の大きな表札(扁額というそうです。)
をみると、「龍興山」とかかれています。
その扁額を支えている黒い留め金をよくよくみると
見覚えのある椿の形の釘が?!
水野鍛錬所の七菜子さんがつくった釘です!!
先日、水野ご夫妻さんに堺を案内して頂いて、
そのときご自宅で見せて頂いたのが、お寺へ納める前の、この完成品。
ああ、ここのことだったのか〜
この椿の釘さんとの、思わぬ再会にびっくり!笑
こうしてお寺の入り口を飾る大切な道具として使われるのをみると、感動です。
しっかりとお寺の入り口を支えていらっしゃいました。
そして中へ入り歩いてゆくと、斜めにはめ込まれた石が綺麗な建物が。
(おそらく坐雲亭だったと思われます。)
なんと、この建物の柱の下の方、
地面と接している部分をよく見ると、まる〜くなっています。
??
なんと、この柱は土に柱が埋め込まれていないで、
上に乗っかっているだけなのだそうなのです。
一見大丈夫なのかしら?!と思いましたが、
屋根のほうも、どっしりがっしりと組まれ作られていて、
ちょっとやそっとでは動かないご様子です。
これは地震に強い耐震設計とのことで、
なるほど!地面がゆれても、それにあまり影響されずにすむというわけですね。
美しい窓が遠くに見える庵。千の利休さんの庵、供養塔。
石のような巨木。たくさんの方々のお墓。
そして、徳川家康さんの隠れたお墓。
東照宮を囲む塀の上の瓦には葵の御紋。
観音様もいました。石庭。
そして、大きなかめがうまっていて、今も美しい音色を奏でている水琴窟。
利休さんが愛用していた手水鉢。お茶室。
そして、なんといっても八方睨みの龍!
全部書ききれていませんが、この説明では全く足りていないほど、
ひとつひとつにものすごい物語が眠っていました。
またゆっくりじっくりと、訪れたいと思います。
この日、このひとつひとつの歴史を紐解いていってくださったのが、
堺観光コンベンションセンターの岩井さん。
そして一緒に付き添って案内してくださったのは石坂さんです。
どんどん語られるお話に圧倒されっぱなしの一日でした。
南宗寺については、
堺観光ものがたりさんのほうに
写真つきできちんとと解説していらっしゃいました!ので、
興味のある方は、ぜひごらんください。
じつはこの日案内していただいたのは南宗寺だけではなく・・・
コーヒー豆の工場見学もさせていただいた ミキヤコーヒーさん、
ふくふくたこ焼き。驚きデザートつきの「たこやきご膳」を味わい、
生まれて初めて入りました、張る前の皮も見せていただいた三味線やさん、
赤福の元祖 おいし〜〜い大寺餅さん、
13人のお侍さんが腹切りをした場所で有名な二度目の妙國寺さんでは、
伝説のソテツ。貝殻に浮き上がる文字にびっくり。
1300年前につくられ、朝鮮と日本を旅してきた刀
(秀吉の家臣、加藤清正によって日本に戻される)もありました。
春には赤と白の両方のお花が桃の木に咲くのをみられるそうです。
そしてお世話になってます水野鍛錬所さん。
今度は中も見に行きますね、鉄砲館さん。
などなど、たっぷーーりご案内していただきました。
観光ボランティアの方には、
「家康が双子だったかもしれない」?!」という説なども
聞かせていただきました。
最後に岩井さんは
「今日はあまりみれなかったけれど・・・」とおっしゃいましたが、
いやいやそんなことはありません!
不勉強な私には、本当に丁度よいくらい、大満足でした。
そして、もう少しおさらいをして、いろんなことを知りたくなりました。
堺にはまだまだ行きたい所、会いたい人がたくさんです!
各お店のみなさま、観光案内の方、岩井さん、
お忙しい中、本当にありがとうございました〜〜っ!
補佐より
はさみの鍛冶屋 佐助HP通り道の屋根のかわら とても広いです。
葵の御紋信長が愛した妙國寺の蘇鉄