昔ながらの鍛冶屋 ”佐助” で過ごす、色んなひととき。
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いざという時


ご無沙汰しております。
お盆を間近に控えまして、皆さんいかがお過ごしですか?
暑い空気の中にも、少しずつ秋の気配が混じりこんでいる気がするのは
気のせいでしょうか。

さて、この間、炭切りをしました。
上の写真は、さあ!これから炭切りするぞという気持ちを込めてとった写真です。

刃金付けをするとき等に燃料に用いる炭を、細かい四角に切っていきます。
大きな鋏は大きめの炭。小さなはさみは小さめの炭で、
それぞれに扱いやすい大きさに合わせて使います。

この作業をしたあとは、身の外側も中側も鼻の穴もまっくろけ!笑
炭切り後の写真も撮っておくべきでしたね。
始める前に少し覚悟のいる
でもとっても大切なささやかな仕事ですよね。

「火をおこす」って大切なことだよな〜。

そういえば、先日お昼休みに眺めていたニュースの中で、
少年達が木の棒と紐を組み合わせた道具で、こすり合わせて、
一生懸命「火おこし」に挑戦している姿が映っていまして、
私もしたい!と思いました。笑

火がおこせたら、あったかいし、アカリにもなるし、
ご飯もつくれるし、お茶もいれられるし、
お風呂も炊けるし、もちろん鉄の加工も出来る。
ということは、いざというときのために、
木炭の造り方も身に着けておかなきゃです!笑

そういえば、「いざという時」ってどういう時なのでしょうかね?

もしかしたら自分は、
「いざという時」と「いざという時ではない時」の区別がない暮らしがしたいのかな
と、ふと思いました。
(ということは、いつも「いざという時」であって、
同時にいつも「いざという時ではない時」?・・・うーん、こんがらがっちゃいますね。)

さあ、これからいろいろお楽しみが待っています。
そろそろ、8月末からはじまる奈良の橿原近鉄百貨店にむけての準備もするぞ!

補佐 青池