昔ながらの鍛冶屋 ”佐助” で過ごす、色んなひととき。
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ひと だん らく






















大分肌寒い気候になりましたね。
風邪などひかれていませんか。

こちらは秋の特別公開につづきまして
神戸酒心館での展示も終わりを迎えました。
ご来場の皆様、ならびに酒心館・大阪工芸協会の方々
今回も本当にありがとうございます!

皆さんとの愉しい時間もすぎさり ひと段落。
ふと奥のお庭で空をみあげれば
枝に成る柿の実たち
食べごろはもう少しかしら

去年沢山採ったので
今年はあまり実がならないのでは
と思っていましたが

新しく伸びた枝に
新しい実が
沢山なりました。

今年の秋は今までしてきたことが、
急に目に見えて現れてきていまして
(勘違いじゃなければ 笑)
きっと未来の自分が振り返った時
遠くにきらりと光る柿が見えてとれるような
印象的な秋なんじゃなかろうかと思います。笑
個人的にではありますが、そんな事をとても嬉しく感じています。

ちなみに昨年実を採った枝には
あまり実がついていません。(うわさどおり!)

実のなっていない枝は
来年の秋にそなえて眠っているんでしょかね。

静かな時間も
にぎやかな時間も
いいものですね。

では!

補佐 青池

追伸:
先日朝日放送さんが、『ココイロ』という番組の撮影に
お越しくださりました。
ひとときの時間で町の魅力を紹介する番組ですが、
じっくりと時間をかけ丹念に撮影していってくださり、
どんな映像になっているのか楽しみです。ありがとうございます*
お時間合いましたらぜひご覧下さい!
 
〜まちをそめる まちにそまる 心の色〜 『ココイロ』
平成23年11月22日(火) 夜7時から6分程

ココイロwebsite : http://asahi.co.jp/kokoiro/
ふいご祭り









11月8日は鞴(ふいご)祭り
火の神様に挨拶してきました!

鞴(ふいご)まつりの鞴は、火をおこすために
風をおくる道具の「鞴」からきています。
先日花鋏の刃金付けなどの時などに使っているので
ご覧になっていただいた方も多いですね!



どんなにいい火種があっても
それに合う風のないところに
火は起きないものですものね。

どんなにいい風があっても
それに合う火種が無い所に
火はおきなかったり

船に帆が無かったりすると
すすまなかったり

みんなそれぞれ
ちょうどよい組み合わせがあって
それが整ったときに自然と動き出すんだろうなあ
いい風がふいているのを感じられるようにいないとです

火の神様にも挨拶ができましたし
身も清めていただきました

また一年がはじまります
どうぞよろしくおねがいいたします。

研ぎ場


目の細かさ様々な砥石



手前のは粗め


じゃん



さあ研ぎます


ご愛用の方の研ぎ直しをする様子
ずっと佐助さんの横でみていました。
そして最近やっと
自分も研ぎはじめました。

わほ
研ぎがこんなに面白いものだったとは!

美味しいごはん
綺麗なお庭

ぼんやり思い描くものを
目に見える形にする「道具」って
想いの”通り道”のようだなあとおもいます

通り道といっても
血が通る血管とか
水が通る川とか
車が通る道路とか
いろいろあるけど

もし自分が通るなら
綺麗なお花が育ったり
心地よい風が吹いたり
好きな人たちと会ったり
そんな通り道が私は好きです。

きっと「気持ち」にも通りたい道
あるやろな

ひとつ研ぐのに
自分はまだまだ時間がかかりますが
通り道ならぬ"研ぎ"
少しずつ身につけよ。


補佐 青池
2011秋 佐助の特別公開風景

皆さん
本当に
ありがとうございました!!!!!









































































10月30日 パラボラ舎に中継していただいた映像は
こちらからご覧いただけます。
火造りと研ぎなど、手元近くからの映像を取ってくださいました♪


http://parabolasha.blogspot.com/2011/11/blog-post.html